あまつかなぎ(天津神流氣)とは


あまつかなぎ(天津神流氣)とは、天津金木とも書かれる事があり、 これは日本古来から伝わる、人の人生や物事の成り立ちや運びなどの命と運を明らかにしていく方法です。

ある比率の象をした五つの木を秘事に従い組み上げることで、命と運を顕つしだします。 この組み上げた象は神宮の神倉に修めてある心の御柱の象でもあり、 森羅万象の運行を顕つすことができる一つの特別な象といわれているものです。

日本古来の精神文化では、人や他の生命や宇宙のあらゆる存在は元は一つの意識から始まって、全てが進化と成長と成功の大いなる道を歩んでいるという見方をしています。私たちの意識の深奥には その胎動を受け取った時に映された、私たちが担っている宇宙を理想に向けて進めていく方向性の雛形とこれまでの進化の歴史体験が存在しています。

そして、森羅万象を顕つすあまつかなぎによって、

一つの意識から別れた時の魂の元の特質や成り立ちとその遷移、

そして色々な生の中で進化してきた歴史の中で創られてきた経験と解決すべきこと、

そして向かうべき方向性

などをひも解いて行くことができます。

私たちの魂がどんな適性や特性を持っていま人として生きているのか
どのような学びや進化をテーマとして持っているのか
その特性を鑑みながら今行っていることやこれから行っていくことについて、どのようなところに注意、留意し ていけばいいのか
どのような選択をしていけばいいのか

などを明らかにしてそれを人生の参考にすることができます。

今していることや、進学、仕事、恋愛、結婚、転職、本当の精神性や天命の探求など、人生の大切な節目になる事柄について、魂の進化、歴史という視点からの示唆をあまつかなぎを通じて受け取ることができます。

日本古来の精神分化の記憶をひもといていくと、私たちの魂は、肉体を形成する以前に魂の世界で創造の意識の分魂として活動していた時の記憶があって、それが私たちそれぞれの魂が持つ根源的特質の多くの源になっているということが出てきます。

そしてそれが私たちの人生の深い特質や、才能や特技の元になっていることがよくあります。またその特質が何らかの人生の否定的出来事の源になっていることもあります。 その特質をよく知ってそれを進歩的に変えることを選択することで、その特質を進化的成長や成功に活かして生きることができます。 また深い記憶の中には、魂の世界での活動で、何らかの否定的気質を創ってしまった魂に対して、創造の意志がそれを助ける力を与えた歴史があります。

あまつかなぎはその援助がどのようなもので、それを人としての人生でどのように扱えばいいかを明らかにしていくこともできます。

ですから、その特質から顕れる傾向が、建設的な傾向であれ非建設的な特質であれ繰り返し顕れていきますから、それを進歩的に変化させていかなければ、成長、成功は妨げられたり停滞する傾向が出てきます。

そして本当の意味での天命は、この魂の根源の部分が、創造の意識から受け取ったもの、受け取っていくものです。それは宇宙創造の意識と私たちが結んだ、この地上で何を果たすかの約束と思ってもいいでしょう。これが本当の意味での私たちの目的なのですが、その約束を本当に果たし、また果たす道程を的確に歩んでいる魂はまだあまり多くはないようです。

あまつかなぎによる魂元開顕法はそのような視点から人生を明らかにしていく手助けをします。

命運を明らかにするには色々な方法があります。よく知られている四柱推命は生年月日から暦をもちいて明らかにしていく方法です。四つの柱を要素として観ていきます。

あまつかなぎは、五つもしくは六つの柱と創造からの援助の作用とを、特別な手法で顕つして観ていきます。

四柱推命は宇宙のリズムの中での母体からの分離である生誕の時を一つの始点として観てそのリズムにおいての静動を観ています。

このあまつかなぎは、
一番基本として魂の世界での分魂としての始まり、
魂の世界での過去の傾向、
魂の進化と方向、
肉体の母との同化の始まりである受胎、
その分離である生誕、
そして意識としての分離である自立、
の六つに柱までを独特の命数を以てひもときます。

そしてそこに創造の意志からの援助がどのように働いたかという大切な要素を加えて明らかにしていきます。

この手法での命運の鑑定はあまり一般には公開されていないもので、また、宇宙創造の意志の援助を含めた観方はおそらくほとんど使われていないものと思われます。この宇宙創造の意志からの働き掛けを加えた方法は詳しくは、あめのまないあまつかなぎ(天之真名井天津神流)による魂元開顕法と呼んでいます。

これは若月佑輝郎氏が神域に於いて古来の記憶からのいくつもの秘め事を受け取り、それを行うことができるようになるための錬成の方法も含めて体系化したものです。 あまつかなぎの観法を行う人は、基礎から含めると何百時間もの錬成と氣の結びと秘事を授かって行っています。

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あまつかなぎセッションについての質問とお答え

質問1

あまつかなぎのセッション受けたいのですが、セッションはどんな人に向いていますか? 1のお答え
人生の方向や選択肢についてのアドバイスが必要な方や本当の自分というものを偽りなく明らかにしたい人に向いています。
特に、自分の人生の方向性や選択を魂という視点から見つめたい人にはとても興味深いものになるでしょう。


質問2
あまつかなぎのセッションはどんなことに有効ですか?

2のお答え
・進学、就職、結婚、恋愛、仕事、事業、人間関係、自己探求、真剣な趣味などにおける選択を魂レベルの成長や進化や成功という視点から行いたい。
・そしてそれらを魂の視点からみた成功と幸福に結び付けたい
・心という領域を超えてさらに深く魂レベルの方向性を明らかにして本当の意味での天命の質を自覚したい
・魂レベルの葛藤やカルマを明らかにしてそれを解いて軽やかな人生へと転換していきたい

そのような場合は特に役に立つでしょう。


質問3
あまつかなぎでは具体的に何がわかるのですか。

3のお答え
この、あめのまないあまつかなぎ、では九掛ける九の九九の理の顕わす一から八十一の数のひとつでそれぞれの柱をみていきます。

一から八十一までのそれぞれの数に対して、太古の秘事から顕わされた、このあまつかなぎのための象徴が有り、それをもちいて命運を顕わします。

まず、 キメイと呼ばれる、一番基本として魂の世界での分魂としての始まり特質についてです。これは今観ようとしているテーマについて、その魂が普遍的にどのような根源的在り方で受けとめるか、もしくは創造の意志から命としてどのように行うように命を受けているかを明らかにします。

たとえばテーマが誰か特定の人との恋愛についてであれば、その人の魂が相手の人の魂に対して恋愛という関係性の中で魂としてどういう意味で引き寄せられたか、魂同士の役割としてどういう側面が顕れていくかなどが明らかになります。 これは魂の深いところに関わるものなので、通常の場合、そのテーマについては転生が変わってもあまり変わらない部分です。

次にヨウメイと呼ばれる、魂の世界での過去の傾向で、そのテーマについて魂としてどのような成長と成熟をしてきたか、そしてドウメイと呼ばれる魂の進化と方向で、そのテーマについて魂がどのような方向に進化していく力を持っているのかが明らかになります。

たとえばテーマが結婚であれば、魂として結婚という経験を通じてこれまで何を学びとり成長してきたか、場合によっては痛みを創って来たか、そして魂として結婚を通じて何を得て、もしくは何を癒し、どのような成長を求めていくかの方向などが明らかになります。

そしてテンメイと呼ばれる、肉体の母との同化の始まりである受胎について。魂が受胎によって、肉体の父母の血の傾向、家系の傾向を加えられたことによって、今生そのテーマについて人としてどのような基本的傾向を表出していくかが明らかになります。

テーマが結婚であれば、魂の傾向に加えて、どんな人間的資質の人を引き寄せるか、たとえばどんな家系的傾向やどんな職業的傾向の人を引き寄せやすいか、どんな社会的特性や特性を持った人を引き寄せやすいかなどが明らかになります。

そしてジンメイと呼ばれる母体との分離である生誕、そして意識としての分離である自立についての傾向です。これは、魂が人として肉体経験を行った中で創ってきた徳やネガティブな側面。そして肉体経験の中でそのテーマがまだ学びの段階にある側面について、行うべき事や顕れてしまう傾向。 そして肉体経験の中でそのテーマが学びから奉仕へ転ずる場合どのような傾向を持つか、どのように行っていけば、魂として人として成長と成功と成熟に向かえるのかの示唆を与えるものです。

たとえばテーマが仕事であれば、仕事を通じて学ぶべき事柄や解決すべき事柄、仕事を通じて発揮する才能や世の中に行うべき事などが示唆されます。

質問4
あまつかなぎのセッションを行っていただく場合テーマが決まっていたほうがいいのでしょうか。

4のお答え
はい。特定のテーマについてフォーカスして行うことに特に向いています。テーマ自体が広い事でもかまいませんが(たとえば今生の仕事を通じてなすべき事についてなど)、もっと細かく今抱えているプロジェクトの中でのこの会社との関係についてというような限定されたテーマなどは、回答がよりくっきりと浮き彫りになるケースが多いでしょう。

質問5
あまつかなぎによる方法によって明らかになる事柄といわゆるアカシックレコードなどのリーディングによって伝えられる内容とはどのように違うのですか?

5のお答え
どちらもある世界と繋がりそれを映すことは同じです。
アカシックレコードのリーディングは映すことができる領域が広い階層に及びます。それは魂の活動領域から、いわゆる幽界(アストラル界)、そして人間活動での想念界などを含む事ができます。ですから多様な質問内容や範囲に対しての適応の範囲が広いものです。また読む人の意識の成熟段階によって、映すことができる領域に違いがある場合があります。

それに対して、あまつかなぎは魂の領域に完全にフォーカスして映されます。そしてかなぎを組む人(観る人)がしっかりと正しい手順を行えばほとんどまずフォーカスが外れることはありません。そして一から八十一までの魂の世界での進化の秩序によって顕わされますので恣意が入る事がとても少なくなります。ですから特に魂という視点に集約して人生を観ていく事にフォーカスしきったテーマについてはすっきりとした回答が出やすいでしょう。また対面のセッションであれば目の前で組まれていくかなぎを観ていることによって、かならず魂の成長や成功に向けた活動は刺激されますのでスピリチュアルな意識の活性化が起こります。

質問6
あまつかなぎで明らかになった事は変えられない絶対的運命ですか?

6へのお答え
あまつかなぎで精確に顕つすと、魂からの視点での厳密な特性と状態が顕れるということは本当です。ですがそれは変えられないということとは無関係です。逆に精密に顕つされた事で、改めるところや癒すことについてフォーカスしやすくなります。そして何をすればいいかもはっきりとしてきます。変化成長のための意識と実際の行動の指針がえられるでしょう。

質問7
あまつかなぎのセッションは遠隔でも受けられますか

7のお答え
遠隔でも可能です。テーマをいただければそれについて、メールなどでお答えすることも可能です。

質問8
あまつかなぎのセッションを受けてとてもおもしろく的確な結果が出てくるので、自分でもあまつかなぎを行ってみたいとおもいました。この方法を習う事は可能ですか?

8へのお答え
習いたい方にお伝えできる準備をしています。

質問9
あまつかなぎの方法の習得にはどれくらいかかりますか。難しいですか?

9のお答え
魂に関わるそして人生に関わる大切な事柄についての手法の習得ですから、ちょっとしたカードでの占いを楽しいエンターテイメントのように行う方法の習得と同じようにはいかないものです。ですが、いわゆるリーディング能力の開花と比べると、あめのまないあまつかなぎは定められた厳密な方法に従い、かなぎという道具を使う事もあり、習得しやすいものでもあります。とはいえ、あまつかなぎを行う人は他の人の人生のアドバイザーとして、魂の領域に関わる情報のメッセンジャーとして自己の霊性を生涯にわたって研いて行くことも大切になります。ですからあまつかなぎのおもしろさを通じて、人生を通して自己を高めて行きたいと思う人にはとてもいい道程になるでしょう。

質問10
あまつかなぎで的確に人を観る事ができるようになるにはどれくらいかかりますか。

10のお答え
これは、人によって魂のある位置も違うために厳密にはいうことができませんが、一番基本的なプロセスをただ知るだけであれば、7日か8日の講義があれば可能でしょう。ですが、プロセスの知識を得ることと、的確性を以て映し出す事ができるようになるには段階が必要です。あまつかなぎが映し出す世界というのが本当にどういう意味を持つのか、私たち人や生命の存在する深い意義はどういうものなのか。それを本当に深く実感しその源や霊妙なる神聖さを持った自己の魂に支えられる事あってのあまつかなぎですので、そういう神聖な人格が養成されることが あまつかなぎで観ることができる土台になり、また柱になります。ですから、それまでに何らかの素養のある人で、最低一年、何もない人で最低三年間学んで、スピリチュアルなアドバイザーになることを喜びとできる人、自分がスピリチュアルに研かれて行くことが喜びである人であれば、あまつかなぎを使って魂をひもとくアドバイザーとして活躍できるでしょう。

質問11
あまつかなぎの方法には魂の六柱を観る基本以外にさらに先の手法や内容がありますか。

11へのお答え
はい。真伝として、いわゆる魂の視点からの吉方位を知り運氣を強烈に高める佑氣をとる方法や、奥伝として組織で動く時に個々の命運を超えて成功そしてさせていく方法など、上級の方法があります。これも顕つす事がすべての基本となっていきます。 またその先の皆伝としては魂が本当の天命を受ける事ができる神聖な人格と神格を創りあげて、他者のそれを援助していく奥深い世界まで通じています。

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